
教育事業
食品ロスの食育授業は、 栄養士との会話から生まれました。
3万トンもある備蓄食品。都内の2200ある施設に配っても限界があります。施設の方の声を聞いたところ、「メニューを開発すればもっと活用できる」という話となり、栄養士さんにご協力いただくことになりました。「せっかくなら、給食で活用したい」と声を頂き、そこで学校給食での食育を行うことになりました。

食べて学ぶ・教育事業を支える3つの柱

食べて学ぶ『出前授業/エコフィード給食』
2024年度から、食育のエキスパートである藤本勇二先生(武庫川女子大学教育学部教育学科准教授)による出前授業を相模原市の小学校2校で実施しました。食品ロスの問題について学べるデジタル教材や動画を活用して、多くの子供たちに楽しく学べる授業を展開しています。



エコフィード給食は、言葉や知識だけではない、実体験としての食品ロスを伝えることができます。デジタル教材や紙の教材を提供しておりますので、ぜひ取り組んでみてください!

教材制作
①デジタル教材
「ろすのん」は、食品ロス削減のシンボルマークです。この教材は5つの章で構成されており、ろすのんが泣いている理由を解決するために、子どもたちが興味のあるページから学べる内容になっています。クイズや動画も取り入れられており、学校や家庭で周りの人と楽しみながら食品ロスについて理解を深められる教材です。
「“ろすのん”はどうして泣いているのかな?」
<相模原市版>


実際の授業では生徒さんの教材の使い方はそれぞれで、クイズでつまずいたり、一気に最後まで見終わったりと個性が現れます。先生がデジタル教材全体を把握され、クイズや動画のような生徒さんの興味を引くページを効果的に使って全員の注目を集める等、授業の進め方に工夫が必要なところはありますが、生徒さんは直感的にわかりやすく、高い関心を持って積極的に参加していただいているようです。


②紙の教材
2021年度より、エコフィードを通して食の循環とSDGsを学ぶ教材として食育のエキスパートである藤本勇二先生(武庫川女子大学教育学部教育学科准教授)に監修を依頼し、教材(A4版 12ページ)と教材の活用動画を制作しました。
教材の活用動画では、押しつけでない自発的な学びをひきだす食育の進め方やエコフィードを取り上げることで、子どもたちにとって身近で理解しやすい食品ロスから環境問題へ視野を広げ、課題に取り組む人々の活動から地域やキャリア教育へ広げていく活用の仕方などをお話いただいています。
<紙の教材>
「“ろすのん”はどうして泣いているのかな?」

小学生向けの食品ロスの教材である「ろすのん」はどうして泣いているのかな?」を制作する上で大切にした考え方、目指したことを監修者の藤本先生にご説明いただきました。
食品ロスの教材「ろすのんはどうして泣いているのかな?」各ページについて、学校や各家庭での活用の仕方をご説明いただきました。
各種教材はこちら
先生が食品ロスを授業で扱いやすくするために。
教材をご提供しています。
・教材パンフレット配布提供
・教材パンフレット説明動画
・食材ルートの紹介など
教材提供を希望される学校関係者さまは下記のフォームからご相談ください。

お問合せ
備蓄食品の活用をご検討されている方は、ぜひお気軽にお問合わせください。