
コンセプトは食の資源循環=『リボーン』
食品廃棄0の未来へ。私たちは多様な連携を通して課題解決に挑みます。
日本が生み出す年間の食品ロス量は、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量とほぼ同等、あるいはそれ以上と言われています 。年々、食品自給率が下がっているこの国で、行き場をなくした食品が大量に廃棄されています。この流れの問題はどこにあるのか。私たちはこの現状に危機感を抱き、省庁、自治体、NPO、社会福祉協議会、子ども食堂等の関係者と協働しながら、様々な手法で課題解決に取り組んできました。これからはさらに食品ロスゼロの未来に向けて、取り組みの幅を広げてまいります。

持続可能な循環社会の実現
食品ロスの課題解決を通して、社会の発展に貢献します。
私たちは自らがハブの役割を担い、様々な機能を稼働させて食品ロスの課題解決に挑んでいます。飼料や堆肥などに活用の可能性を見出し 、学校給食の取り残し(食品残渣 )で飼料化できないものは 、バイオマス発電に活用するなどの取り組みを進めてきました。 そうした活動を子どもたちや保護者の皆様に見ていただき 、食品ロスゼロエリアをつくろうと取り組んでいます 。その中で様々な関係性を構築し、さらに協業の輪を広げていこうと考えています。

資源循環各ステップにおける行動変容を促進
エコフィードの活用促進を例としたモデル
私たちはエコフィード普及活動の拡大を目指して、「エコフィード認証」「エコフィード利用畜産物認証」の取得に向けたサポートに取り組んでいます。エコフィードの普及に向けた活動を進める中で、資源循環サイクルの各 ステップで様々な行動変容が誘発されてきました。その中で、若い世代と一緒に取り組むことにも力を入れ、この課題に取り組む姿勢をもった農業高校ではエコフィード認証を取得。私たちはこうした若い世代をサポートし 、ひいては食品メーカーの製品活用へと繋げていきます。

食の資源循環『リボーン』 3つのテーマ
1
もったいないを笑顔に変える『 フードバンク事業 』
食品ロス削減推進法が施行されてフードバンクの数も増え、災害への備えを賞味期限を迎える前に活用しようとする意識も近年強くなっています。地震をはじめ、気候変動による食料品の備えは、ますます力が注がれていくことでしょう 。私たちは備蓄食品の積極的利活用を伴う、フェーズフリーやローリングストックの仕組みを構築していきます。
2
みんなでつなぐ命のサイクル『 エコフィード普及事業 』
学校給食の取り残し等の食品残渣を飼料化する取り組みで、今後必要となる資格「エコフィード認証」・「エコフィード 利用畜産物認証」の取得に向けた活動をサポート。積極的に推進していくとともに、農業高校における認証取得を支援しながら、食品メーカーに繋ぎ、具体的対策へ発展させる役割を果たします。
3
食べ物の未来をつなぐ人を育てよう『 教育事業 』
私たちは寄贈品の利活用をサポートするフードバンク事業、エコフィードを含めた食品リサイクル事業ととともに食育の事業に取り組み、また親子工場見学の開催で大きな手応えを感じています。出前授業の効果も大きく、2025年1月にはデジタル教材も完成し、より一層力を注いで参りたいと考えています。
お問合せ
備蓄食品の活用をご検討されている方は、ぜひお気軽にお問合わせください。