私たちの信条
ローマクラブの「成長と限界」という報告書をご存じでしょうか。
1972年に国際的なシンクタンクであるローマクラブから発表されたこの報告書には、世界人口の増加や環境汚染などの現在の傾向が続けば、100年以内に地球の成長が限界に達すると予測された人類の未来についての研究がまとめられ、大きな反響をよびました。
このまま手を打たねば世界的な人口の増加によって、食糧不足、エネルギー不足になり、人類に危機が迫るというあの報告書を読んでから数十年が経ちました。
これから何を次代に繋ぐべきかを問うた時、原点に返って限られた資源を無駄なく生かすために食を通じた循環資源社会を作っていくことが、これからの務めであると考え「食品ロス・リボーンセンター」の設立に至りました。
食の循環資源社会を作るには、発生抑制とリサイクルの両輪を廻すことが必要です。
発生抑制にはフードバンク、リサイクルにはリサイクル事業者がありますが、それぞれの動きには法律の壁もあり、その狭間で抜け落ちているものを埋める必要があります。
また食品関連事業者には製造者、販売者がありますが、広く食料の生産者である農業従事者、販売の先にある消費者、食品リサイクル事業者まで食のサプライチェーンの関係者、そして行政関係者、全てが協働しなければ問題は解決しません。
今の関係から抜け落ちているところを埋め、協働して問題解決を図るため関係者を繋ぐことがリボーンセンターの役割です。
この役割を果たすには、新たな仕組みの構想と実現が必要であり、循環型社会の構築に向けて理解を得ていくことが必要です。それには、消費者に対する意識啓発や広い意味での意識啓発、更に学校教育の場における連携も重要です。
食品ロス・リボーンセンターは、中間支援団体として関係者を繋ぎ、協働して食の有効活用を図るために次の一歩を踏み出し、皆様のよりよい社会生活に貢献できる団体となることを目指します。
一般社団法人 食品ロス・リボーンセンター
代表 山田 英夫
事業内容
- 食品リサイクルマッチング事業
食品関連事業者、食品リサイクル事業者、収集運搬事業者、生産農家等が食品リサイクルを円滑に取り組むためのサポート - リサイクルループ構築支援事業
リサイクルループ製品の消費者への普及、啓発
リサイクルループ製品の開発
リサイクルループ優良事例の普及
リサイクルループ計画の事業申請書サポート - 静脈物流構築事業
食品関連事業者の静脈物流を活用した仕組みのサポート消費期限切れ災害備蓄品等の効率的食品リサイクルのサポート - 食品リサイクル事業者評価認証事業
「全国食品リサイクル登録再生利用事業者事務連絡会」と連携した優良事業者評価に対する外部有識者の認証制度の運営
優良食品リサイクル事業者の情報公開 - 食品関連事業者に対する啓発事業
食品リサイクル、食品ロス問題に関するセミナー、研修会の開催
食品リサイクル時の分別手法や関係法令の啓発 - 消費者に対する啓発事業
食品リサイクル、食品ロス問題に関する消費者向けセミナーの開催 食品リサイクルや発生抑制の手法についての啓発、普及活動 - その他 食品ロス問題の解決に向けた支援活動
組織概要
名 称 | 一般社団法人食品ロス・リボーンセンター |
発 足 | 2016年3月1日 |
代 表 | 山田 英夫 |
沿 革 | 2016年3月1日 設立 2016年5月 農林水産省エコフィード事業受託 2016年7月 東京都モデル事業『物流センターを利用して防災備蓄食品を減量・リサイクルし、食品ロス削減に寄与する事業』採択 2016年10月 東京都モデル事業開始 |
住 所 | 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3‐21 ちよだプラットフォームスクウェア1132 |
お問合せ
備蓄食品の活用をご検討されている方は、ぜひお気軽にお問合わせください。